サマルカンドのシンボル【レギスタン広場】
ウズベキスタンの代表的観光地のサマルカンドは「青の都」とも呼ばれており、 その名の通り、見事なブルーのタイルが美しく、息をのむ建造物が多く残っています。
今回は、サマルカンドのシンボルでもある【レギスタン広場】をご紹介します。
レギスタン広場

レギスタン広場は「砂地の広場」という意味で、「ウルグベク・メドレセ」、「ティラカリ・メドレセ」、「シェルドル・メドレセ」の3つのメドレセ(神学校)から成り立っています。
ウルグベク・メドレセ
まずは左側にある1420年に建てられた「ウルグベク・メドレセ」を見てみましょう!

名前の通り、このメドレセはティムール朝の第4代君主のウルグベクによって建設されました。自身が優れた天文学者であり、町に集まった多くの学者が天文学、数学、暦学などの分野で成果を挙げたそうです。

もう、これは受験前に訪れるパワースポット認定してもよいのでは!?


シェルドル・メドレセ
次に右側にある1636年に完成した、なんだかキュートな「シェルドル・メドレセ」です。

シェルドルとは『ライオン』の意味で、偶像崇拝を否定するイスラム教に反してライオンが描かれていることが、このシェルドル・メドレセの一番の特徴です。
いろいろと言いたいことのあるライオンの背中には、これまた、いろいろと言いたいことのある人面太陽が描かれています。3つの建物の中でも、ただならぬ存在感を放っております。



ティラカリ・メドレセ
最後に中央にある1660年完成した「ティラカリ・メドレセ」です。

ティラカリとは『金箔を施された』という意味でメドレセの内部はきらびやかで本当に美しいのです。


この場所は、近くにあるビビハニム・モスクが廃墟となってしまったためメドレセでありながらサマルカンドのメインモスク(礼拝堂)として使われていたそうです。
いかがでしたでしょうか?
以上、サマルカンドのシンボル【レギスタン広場】のご紹介でした!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません