ウズベキスタンのサナトリウム体験
今回は、義理母の付き添いでサナトリウムに一緒に入所してきました。
(どこまでもべったり家族)
ちなみに、私は完全なる付き添いなので、ネットがない環境に10日間箱詰め状態。ただただ地獄の日々を送るはめに。。。ネットから隔離され、異国の閉鎖空間に押し込められた人間の精神状態のデータ撮りたい人カモンっ!
2人部屋と4人部屋があるのですが、自分たちだけで過ごすほうが気が楽だからと、2人部屋をチョイス。そして、義理母に言われるがままに荷造りをし、出発!
お部屋紹介
自宅からさほど離れていない場所にある病院へ向かいます。もっと新しい病院はあるのですが、2人部屋の空きのタイミングがつかなかったそうです。そんなに人気があるのか。。。
受付と診察、お支払いを済ませ、案内された部屋に恐る恐る足を踏み入れると、想像とだいぶ違うお部屋。病室というよりホテル。バス、トイレもついていて、ミニ冷蔵庫まで。

内装も赤いカーテンとカーペットで温かみがあります。

先ほどのドクターの診察をもとに併設されている薬局で薬を買ったら、毎日看護師さんが薬を投与しに来てくれます。部屋から出ずに点滴や注射、マッサージの施術が受けられることが人気を呼んでいるそうなんですが、う~ん、それ必要なの?っていう量の注射&点滴にビビりまくりです。
とにかくマメに部屋に看護師さんが来てお世話をしてくれるので、なんだか身体にいい時間を過ごしているような気になるのでしょうか。
自分もウズベキスタンで年を取ったら病院好きになるのかな~とぼんやり想像。
暇すぎて、もはや食べ物しか楽しみがない状況。
食生活は?
公式的にOKなのかはさておき、持ち込みの制限も緩くナンやジュース、お菓子、サモサやシャシリクまで様々な差し入れを頂き、冷蔵庫はすぐにいっぱいになりました(ありがとうございます!)
差し入れなしでは正直きついかな~と感じる食事面。とある一日のメニューを紹介いたしますと、
朝:ミルク粥、ゆで卵、パン
昼:グリチカ、パン
夜:スープ、パン
(笑)



ネットなし、義理母と密室10日間、ソ連時代の給食(知らないけれども)を思わせる食事…。
日本での長い自営業生活、わちゃわちゃした国際結婚生活、日頃から我慢に我慢を重ねて(笑)色々と耐性のついている私でもさすがに病みました。
心配性すぎる義理母は、私の息が詰まってちょっと外出したくても
「寒いから外でないで!」「誰か来たら一緒に散歩して!それまで待って」な状態。
んん~、つらぁ~い。
後半は帰宅日をひたすら数えながら耐えて耐えて耐えるはめに。
そんな生活の中、唯一の癒しは、かわいい看護師さんたち(セクハラ。)
たぶんロシア語はあまり話せないウズベク語オンリーの子なんですが、翻訳アプリを使って話しかけてきては、クスクスと照れ笑い。こんな天使が存在するとは…。長らく女というカテゴリーに所属していますが、こんな可愛くて奥ゆかしい女子なんて見たことないっ!日本に持って帰りたい可愛さ(笑)まだ学生っぽさが残る子なのに、なんとこの夏に結婚が決まっているそう。早いよっ!
3食付きでひたすら何もしないサナトリウム生活を送ってみて。
もちろん、お金を支払って得た貴重な時間なのですが、とにかく落ち着かない。
親戚みんな「休みも必要だからゆっくりできてい~ね!」と羨ましがってくれるけど、ウズベキスタンの日常生活自体が日本の自営業生活に比べると休暇みたいなものなので、本音は「お金払うから今すぐ日本で働かせてください!」です。もう社畜の鏡。骨の髄まで仕事に捧げます。
早く東西線のラッシュに揉まれたい…。茅場町の改札をくぐりたい…。成城石井のお弁当食べたい…。マルエツのお惣菜食べたい…。福太郎でドラコスパトロールしたい。スタバのラテ飲みたい。
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